img-mainvisual

出版プロデューサーとは

吉田浩が出版プロデューサーとして大切にしていること

img-16img-16

本に恩返しをしたい

 吉田浩が出版に関わる仕事に就いたのには、理由があります。
 吉田浩は幼少のころ、先天性の病気(心室中隔欠損症)で、心臓に1cmほどの穴が空いて生まれました。
 当時の主治医に「20歳まで生きられないだろう」と言われていました。
 そのため、幼いころは他の子どものように外を駆け回って遊ぶことができず、唯一の友だちとして、童話や昔話などの本をずっと読んでいました。
 その後、医療技術の発展により、10歳の時に心臓の手術をして、完治します。
 それ以来、「小さいころに自分を勇気づけてくれた本に恩返しをしたい」と考えるようになったのです。

いい本とは?

 本の存在目的は「幸せな読者」をつくることです。
 吉田浩は、「いい本」の定義を次のように言っています。
「読者を幸せにし、著者をもっと幸せにする本」
 これは、経営学者、ピーター・ドラッカーが提唱していることです。
「企業の目的は、顧客の創造である」

 これをわかりやすく言うと、
「企業の目的は、幸せな読者をつくることである」
 これを出版に置き換えると、こうなります。
「出版の目的は幸せな読者をつくることである」

 しかし、本には、著者がいます。
 そして、本を書くとき、著者は時間をかけ、労力をかけ、エネルギーをかけ、人生をかけて本を書いています。 
 ですから、本を書いたあと、もちろん読者に幸せになってほしいのですが、吉田浩が一番幸せになってほしいのは著者なのです。
 これが、童話や絵本、紙芝居など200冊の本を書き続けてきた吉田浩ならではのポリシーなのです。
 1冊の本はひとりの読者を幸せにします。
 1万冊の本は1万人の読者を幸せにします。
 ひとりでも多くの読者の手元に、1冊でも多くの「いい本」を届けたい。

 これが、吉田浩が生涯をかけて取り組んでいることです。

img-17img-17

出版プロデューサーの地位向上を目指して

 吉田浩が、34年前に「出版プロデューサー」という職業を始めて名乗ってから、その後、1,000人くらいの「出版プロデューサー」を名乗る人たちが世に出てきました。
 これは出版業界にとって、とても喜ばしいことです。
 本の作り手が増えると、必然的に、読者の数も増えていきます。
 出版業界初の新しい職業を広く世の中に認知させるために、吉田浩は、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌など、数え切れないくらい多くのマスコミ媒体に「出版プロデューサー」という肩書きで登場しています。
 たとえば、テレビではNHKから民放まで、ほとんどのテレビ局でニュース番組などに出演しています。

 また、2017年『嵐にしやがれ』などのバラエティ番組でも、「出版業界のジャイアン」としてあえて、いじられキャラで登場しています。
 これらは、すべて、出版プロデューサーの地位向上のためと割り切っての出演です。
 そのおかげで、日本中のマスコミにも出版社にも、「出版プロデューサー」という名前が認知され、数多くの出版プロデューサーが誕生しています。

吉田浩のテレビ出演歴

『嵐にしやがれ』日本テレビ 2017.5.27
『久米宏 ベストセラーの100年 ~出版プロデューサー吉田浩~』
 BS日テレスペシャル番組 2014.12.28
『首都圏ネットワーク』NHK 2010.3.3
『わかるテレビ』フジテレビスペシャル番組 2009.2.13(『直江兼続99の謎』紹介)
『AbemaWaveサタデーナイト』テレビ朝日 2017.2.18
『朝までナマテレビ・TOKYOソフトウォーズ』テレビ朝日(2年間出演)
『サンデージャポン』TBS
『情報7days ニュースキャスター』TBS
『2時っチャオ!』TBS
『ピンポン!』TBS
『FNN スーパーニュース』フジテレビ
『サタデー!スクランブル』テレビ朝日
『スーパーJチャンネル』テレビ朝日(節約番組)
『やじうまプラス+』テレビ朝日
『ワイド!スクランブル』テレビ朝日
『真相報道 バンキシャ!』日本テレビ
『スッキリ!!』日本テレビなど。

いい本に巡り合う人を増やしたい

 私たちは、誰もが「天職」を持っています。
「天職」とは、 自分が幸せになり、多くの人を幸せにする仕事です。
 童話作家、ライターを経て、出版プロデューサーという「天職」に就くことができた、と吉田浩は考えています。
 そして、その考え方は日経新聞にも取材されました。
 ほぼ一面の全ページを使って吉田浩が特集されています。
(日本経済新聞 特集「天職発見」 2007年6月23日発行)
 そして、吉田浩は本に恩返しをするだけでなく、
「多くの人を幸せにする本を世の中に送り出したい」
「出版業界を元気にしたい」
 と、著者、読者だけではなく、出版社、取次ぎ(流通業者)、書店を含めて、出版業界全体が幸せになることを目指しています。

 現在、出版業界は元気がありません。
 しかし、本には、無限の可能性が眠っています。
 1冊でも素晴らしい本を世の中に送り出して、出版業界を元気にし、読者と著者に幸せになってもらいたい……。
「いい本は、読者を幸せにし、著者を幸せにする」
 このビジョンを掲げ、今日も、吉田浩は出版プロデュースに取り組んでいます。