売上不振、設備の老朽化、業務管理、従業員の意識…町工場で実施した”中小企業のカイゼン”を徹底的に解説!

町工場のすごいカイゼン

町工場のすごいカイゼン

著者
川島 幸大
出版社
白夜書房
販売日
2025年06月30日
価格
1,650円
【著者プロフィール】
大伸ダイス工業株式会社 代表取締役
1988年10月15日、大阪府柏原市生まれ。
大学卒業後、トヨタの新車販売に従事し、4年半の現場経験を積む。
2015年、母方の祖父である創業者の他界をきっかけに、大伸ダイス工業株式会社に入社。
経営、業界未経験・引継ぎなしの中で入社し、29歳で代表取締役に就任。
トヨタで培った現場視点と改善マインドを町工場の経営に応用し、8年間で売上を3倍に成長させる。
現在は「町工場の未来を変える」をビジョンに掲げ、M&AやDXを通じた再生・成長支援にも取り組んでいる。

※出版時の情報

目次

【第1章】町工場がカイゼンを導入した理由
【第2章】トヨタのカイゼンは真似できない
【第3章】町工場のカイゼン、その第一歩
【第4章】カイゼンのフレームワーク
【第5章】カイゼン活動の進め方
【第6章】町工場のDX
【第7章】町工場のカイゼン・具体例

ポイント・内容

カイゼンを中小企業で使うには?
町工場の実践から学ぶ、中小企業のためのカイゼン

売上不振、設備の老朽化、業務管理、従業員の意識……業務の改善が喫緊の課題となっている町工場、および中小企業は少なくありません。

その対策として有効なのがトヨタのカイゼンです。
その有用性は広く知られていますが、「トヨタのような大規模の生産を前提とした方法が参考になるとは思えない」と身構える必要はありません。

たしかに、会社の規模だけでなく、設備老朽化や人材の数や質が不足しているなど、中小企業がカイゼンに取り組むためには、越えなければならないハードルがいくつもあります。

そこで本書では、ヒトもカネも限られる中小企業のためのアレンジ方法を解説します。

簡単に言えば、その要諦はそれぞれの事情に応じて、アレンジすること。

本書の著者は、古臭く汚れた現場環境で漫然と仕事をし、赤字を垂れ流していた経営を立て直して、入社後8年で当時の売上高を3倍にしました。

赤字体質だった町工場を、トヨタの“カイゼン”でどのように立て直したのか?
町工場はもちろん、一般的な中小企業の経営者にも参考になる内容になっています。