高品質の靴下製造からナマズの養殖まで、社業を盛り上げ未来を切りひらく戦略とは!?

国内生産をつらぬく老舗靴下メーカー3代目の 強い会社を作る「足元経営」

国内生産をつらぬく老舗靴下メーカー3代目の 強い会社を作る「足元経営」

著者
里井 謙一
出版社
アルソス
販売日
2024年11月19日
価格
1,650円
【著者プロフィール】
1974年奈良県生まれ。
龍谷大学経済学部卒業後、3年間地方銀行で勤務。
1988年に父・里井弘滋が社長を務める日本ニット株式会社に入社する。
製造現場で靴下作りや新商品開発を担当し、2013年代表取締役社長に就任。関西地区で注目の若手経営者のひとり。
国内生産にこだわり高品質の靴下を作りながら、ナマズ養殖の新規事業に果敢に取り組んでいる。

※発売時の情報

ポイント・内容

奈良県にある80年以上続く、老舗の靴下製造会社 日本ニット株式会社の3代目社長が描く、強い中小企業経営生み出す経営と地域経済活性方法。

奈良県で名の知れた企業である日本ニット株式会社は、海外生産が当たり前になっている靴下製造を、あえて「メイド・イン・ジャパン」にこだわり、ミキハウスはじめ大手のアパレルブランドのOEM商品として、また自社ブランドとしてお客様に提供し喜ばれている企業である。

その会社の3代目である著者は、社業である靴下製造を力強く推進するため、人材育成、技術指導、納期管理など経営の基本を大切にすることのみならず、経営の基盤をさらに盤石にするためにナマズ養殖という新規事業を展開している。

なぜ新規事業が「ナマズ養殖」なのか?

著者が特に大切にしていることは、地元密着と日本の未来を守ること。

特に日本の食料自給率の低さには強い危機感を持っている。
近い将来やってくるであろう「プロテインクライシス(タンパク質危機)」を想定して、ウナギ養殖を本気の覚悟を持って展開している。

本書は、著者が日頃、大事にしている経営観や経営手法を余すところなく語っており、中小企業でさらなる発展を目指す経営者、そして後継者問題、人材不足で悩む経営トップに多くの示唆を与える書となるはずである。