いまや「4人に1人が高齢者」という時代です。高齢者は今後も増え続け、2025年には、約3,600万人に達するといわれています。先進国の中でも群を抜いて高齢化率の高い「超高齢社会」に突入しているのが、日本の現状です。さらに、2015年1月末の時点で、日本で要介護認定を受けている「要介護者」の数は、約606万人であり、この数は、これから高齢者の数が増えていくにつれて、さらに増加の一途を辿ることは明白です。
こうした中、親の介護、祖父母の介護で離職する人も増えていく可能性が高いものです。
著者である山下哲司氏は、国際医療福祉大学大学院の竹内孝仁教授の理論を元に、高齢者に合ったリハビリマシンを使ったリハビリ型デイサービスを提供するフランチャイズを経営しています。ここでは高齢者が病気や怪我で入院した後のリハビリ継続を行っており、高齢者の寝たきりを防ぐ指導をしています。
この経験を元に、親の介護や高齢者へのリハビリなどの情報を提供します。