市場ではやっている店は何をやっているか?売り場の活気に悩む商店の店主はもちろん、「売る技術」「売り場の攻略」に興味のある方には必見の1冊!

なぜかサイフが開く! 市場の魔法

なぜかサイフが開く! 市場の魔法

著者
野地 かず枝
出版社
みらいパブリッシング
販売日
2023年07月24日
価格
1,650円

目次

【はじめに】「売れるしくみ」は市場にある
【第1章】市場で流行っている店がやっていること
【第2章】なぜ市場に行くと財布の紐が緩むのか?
【第3章】突然降ってわいた「社長業」に就くまで
【第4章】「売れる空気」を作るコミュニケーション術
【第5章】「市場」の存在意義と可能性
【第6章】市場に見るダイバーシティ
【第7章】売り場作りが楽しくなる7つの裏技
【あとがき】日本の市場文化を次世代へ繋ぎたい

ポイント・内容

◆商売のキホンに気づく、市場式の売り場づくりと接客法

「生き馬の目を抜く」海鮮市場で販売のノウハウを磨き、7県16店舗の人気店に育てた女性社長の「売る技術」を、市場(いちば)発の「売り場攻略本」として、1冊にまとめました!

◆市場には、消費者心理をくすぐる仕掛けが無数にある

活気のある市場には、五感の刺激、バンドワゴン効果、返報性の法則など、消費者心理をくすぐる仕掛けが無数に潜んでいます。
著者は水産加工品の製造・販売で直営店「海道屋」を7県16店舗展開する人気店の社長。
本書の市場式の売り場作りと接客法に「商売のキホン」があることに気付くでしょう。

特に、接客のコツは実例をふまえて伝授しています。
客とラポール (信頼関係)を瞬時に築くノウハウは 、どんな商材でもすぐに応用可能です。
「売上が伸びない」「売り場に活気がない」という悩みは、「市場式売り場攻略」で解消しましょう。

◆二代目経営者の苦難と成功

また修業時代や「二代目」の苦労話も多く収録されています。
店の一角でたい焼きを一日中焼くことから始めて、なりゆきで海鮮珍味の店「海道屋」二代目を継いだ著者。
現場の先輩たちに鍛えられ、寝る間もないほど働く下積み時代。
その間、時には会長である父と殴り合いのケンカをしながらも、全国の生鮮市場に足を運び、リサーチをおこないました。
事業継承して成功した二代目社長のエピソードには、たいへん身につまされ、参考になる話も盛りだくさんです。

こうして「生き馬の目を抜く」海鮮市場で販売のノウハウを磨き、7県16店舗に育てたた著者のお店は、「メレンゲの気持ち」日本テレビ、「ぴったんこカン・カン」TBS、「おじゃマップ」フジテレビ、「じゅん散歩」テレビ朝日他、テレビ取材13回以上の人気店となっています。

売り場の活気に悩む商店の店主はもちろん、「売る技術」「売り場の攻略」に興味のある方には必見の1冊です。