その”HRテック”本当に有効ですか?300社で実証した「人と組織の適合性」を数値化できる超実践的アセスメントツールを初公開。

HRプロファイリング 本当の適性を見極める「人事の科学」

HRプロファイリング 本当の適性を見極める「人事の科学」

著者
須古 勝志、田路 和也
出版社
日本経済新聞出版
販売日
2020年05月23日
価格
2,090円

目次

【はじめに】
【序】誰かが不幸になる「採用」はもうやめよう
【第1部】HRプロファイリングとは
 <第1章>人の「ヒューマンコア」にフォーカスすべき理由
 <第2章>HRプロファイリングとは
 <第3章>何故「自社基準」でなければならないのか
【第2章】HRプロファイリングを活用する
 <第4章>HRプロファイリング事例
 <第5章>「自社基準」の設計手順
 <第6章>「採用厳選」への活用
 <第7章>「適正配置・抜擢」への活用
 <第8章>「育成」体系設計への活用
【まとめ】
【おわりに】

ポイント・内容

そのHRテック、本当に有効ですか?
適性のミスマッチによる配属の失敗ほど大きな損失はない!
300社で実証した「人と組織の適合性」を数値化するアセスメントツールを実践的に解説。

◆その人事施策に科学的根拠はあるの?
採用、育成、配置、抜擢――社員の活躍が会社の業績や評判に直結する。
早期離職、メンタル問題、幹部候補不在、滞留人財(クビにならない程度に力を抜いてぶら下がる社員)の増加、人財開発の停滞……これらの課題改善のための様々な打ち手が実施され、多くの費用が投入される。
まさにHRテック・ブームだ。
では、これらの打ち手には科学的根拠があるのだろうか。
また、そもそも採用時に問題はなかったのだろうか。

◆個人の適性を科学的にプロファイリングし、人事施策を実行する
知識や技能は後から習得できても、人の特性を変えることは容易ではない。
例えば、リーダー特性がない人にリーダーシップ研修をいくら行っても、リーダーとして成果を発揮することは難しい。
事前の「適切な見極め」ができていないために、自分が輝ける職場と出会えない人や不適合人材を抱えて苦しむ企業は多いのだ。
入社後のメンタル問題や、早期離職、すなわち職場と個人のミスマッチは、つまるところ、人の適性を科学的に分析できていないことに起因する。
本書は、こうした人事に関する疑問や課題に、著者が独自に開発し企業で実践してきたアセスメントツール「MARCO POLO(マルコポーロ)」をもとに豊富なデータと事例で実証的に答え、それぞれ企業にフィットする「戦略人事」のヒントを提供するもの。
流行のAIやHRテックとは異なり、人的経験値の重要性をベースに置きながら、科学的ツールを導入し、継続的に実証性、再現性の検証を繰り返していくという、「HRプロファイリング=人事を科学する」姿勢を企業が持つことの必要性を説く。