社長、経理マン、必読。経理みずから利益を生み出す部署になる!

会社のお金を増やす 攻める経理

会社のお金を増やす 攻める経理

著者
町田 孝治
出版社
フォレスト出版
販売日
2019年05月22日
価格
1,620円

目次

【はじめに】経理が変われば、会社が変わる
【第1章】「攻める経理」をイメージしよう
【第2章】社長と経理の不幸な関係
【第3章】これからのテクノロジーが経理にもたらすもの
【第4章】新時代、会社の変革はまず経理のマインドから
【第5章】「攻める経理」が会社を幸せにする
【おわりに】熱い思いを数字に込めて

ポイント・内容

経理みずから利益を生み出す部署になる!
デキる営業マンより、数字がわかる経理マンを雇いなさい!

会社のお金を知り尽くしている経理は、会社の経営判断を左右する情報を握っています。

社長と経理が心を一つにして会社のビジョン達成に知恵を絞れたら、会社はどんどん成長を遂げ、社会に貢献できるばかりか、社員も笑顔で働けるようになります。

しかし、そううまくはいかない現実がそこにあります。

社長と経理の「不幸な関係」――
「社長が経理もやる」はリスクが高い
経理だけが「数字を経営に活かせる」唯一無二の存在!

職業柄、これまで大勢の社長にお会いしてきましたが、「数字を経営に活かせていない」社長が非常に多いということを実感しています。

解決策は簡単で、あらゆる状況に効く数字の提示を「数字に強い」経理に求めればいい話です。

けれども、経理がその力を十分に発揮するチャンスをどうやら与えられていないようなのです。

また、「何かやりたいことがあっても、いつも経理に反対される」という印象を社長が抱えているケースもあります。

一方、経理にしてみれば、「社長は現実を見ないで、いつも無茶な指示ばかりしてくる」とため息をついていたりします。

そして、経理の側も「数字のプロ」としてこだわりがあるがゆえに、「自分の仕事は数字をミスなく作ること」がゴールだと思いこみ、そこでストップしてしまっていることが少なくありません。

しかし、会計数値は「出来上がったら終わり」ではなく出来上がった数字を「経営に活かす」ことが本来の目的です。

ただ数字を作るだけでは、目的の半分しか達成できていないことになります。

数字を経営に活かせていない社長。
数字を作ることだけがゴールになってしまっている経理。

相手のことを永遠に理解できず、不満がたまるような不幸な関係。

これでは、せっかくの数字も「宝の持ち腐れ」になりかねません。

では、どうすれば社長と経理が力を合わせられるようになるのでしょうか。

私が出した結論は、本書のタイトルになっている「攻める経理」です。

経理が「攻める」ことに目覚めれば、社長は鬼に金棒ですし、経理自身もこれまでにない充実感と達成感を得られます。

本書では、あなたの会社の経理がどのようにしたら「攻めること」に目覚め、数字を作るだけでなく、「数字を活かす」新時代型の経理になれるのか、具体的に公開しています。