日本人の9割は、その実力をまだ知らない!沖縄が切り開く「新・アジアの時代」日本のこれからが一目でわかる

未来経済都市 沖縄

未来経済都市 沖縄

著者
安里 昌利
出版社
日本経済新聞出版社
販売日
2018年11月23日
価格
1,728円

目次

【はじめに】
【第1章】日本人の9割が知らない「沖縄の秘密」
~沖縄の経済成長~
【第2章】沖縄を中心に「世界地図」が変わる
~地理的優位性、国際物流拠点~
【第3章】世界にインパクトを与える「沖縄ビッグバン」
~国家戦略、今後30年の展望~
【第4章】なぜ日本の大企業は「沖縄進出」したいのか?
~沖縄のビジネスチャンス~
【第5章】ハワイを超える観光客が押し寄せる「沖縄」の魅力
~観光、文化~
【第6章】どんどん健康になる、沖縄の「100歳到達力」
~医療、健康、幸せ~
【おわりに】

ポイント・内容

日本が国家戦略として取り上げる沖縄の経済政策。
沖縄経済界の重鎮が、グローバルな視点からその現状と未来図を描き出す、9割の日本人がまだ知らない沖縄経済の実力。

●沖縄から4時間圏内に20億人のマーケットが眠っている
地球儀の見方を変えて、沖縄を中心に世界を見ると、ガラリと景色が変わる。
1000kmの地点に台湾。
2000km圏内には中国沿岸部の主要都市すべてとフィリピンが、3000kmではタイ、マレーシア、カンボジアまですっぽり入る。
飛行機で4時間圏内に、世界人口の3分の1にあたる20億人の市場が眠っている。
世界経済の6割を占め、大きく拡大するアジアに最も近い沖縄は、貿易・物流の重要な拠点として注目されている。

●日本で唯一発展を続ける沖縄経済
「2009年以降日本で唯一人口が増えているのは沖縄」
「沖縄は『アジアのゲートウェイ』としての地理的優位性を持っている」
「観光客数も増加、2017年に沖縄を訪れた人はハワイを上回った」
21世紀は人とモノが移動する「物流の時代」。
そして、人とモノが動けばお金と情報も集まる。沖縄が経済的に注目されるのは、これから成功するチャンスに溢れているからだ。
本書は、国際物流の拠点として沖縄に注目し上海・香港・バンコク・シンガポールなどに沖縄を中心とした国内4拠点、海外8拠点を築き、高速物流を実現していち早く動いたANAや、精密機械産業やIT企業の集積など、本土企業の動向も取り入れながら、今起こりつつある様々な動きを経済的側面から分析。
ビジネスチャンスに溢れる沖縄の姿をわかりやすく解説する。