なぜ、銀行に毎月1万円払うと家賃収入が10万円も稼げるのか?

マイナス金利時代のありえない「戸建て賃貸投資術」

マイナス金利時代のありえない「戸建て賃貸投資術」

著者
新谷 准司
出版社
リンダパブリッシャーズ
販売日
2017年02月09日
価格
1,620円

目次

【はじめに】なぜ、今、戸建て賃貸投資なのか?
【第1章】「アパマン経営しませんか?」にだまされるな!
【第2章】マイナス金利時代のありえない不動産投資
【第3章】戸建てがアパマンに勝つ12の理由
【第4章】約7割の人が一軒家に住みたいと思っている
【第5章】絶対に失敗しない戸建て賃貸投資の始め方
【第6章】銀行に毎月1万円払うと、家賃が10万円入ってくる
【第7章】老後破産を防ぐ自分年金のつくり方
【第8章】「相続税対策」という節税のウソ
【おわりに】
【戸建て賃貸物件を建てている会社のリスト】

ポイント・内容

はじめまして。私は佐賀県で工務店を経営している新谷准司と言います。
当社は戸建て物件を中心に住宅を作っているのですが、2015年上半期の『フクニチ住宅新聞』の調査によると、なんと着工件数が佐賀県で第1位となりました。
今、戸建て賃貸投資がブームです。
なぜ、アパートやマンションではなく、戸建てが人気なのか、まずはその理由をお伝えしたいと思います。

2016年の2月、マイナス金利時代が到来しました。
これまで地方銀行や都市銀行は日本銀行にお金を預けておくと利息がもらえたのですが、逆に今度はお金を預けたら利息を払わなければいけなくなる時代がやってくるのです。
ウソのようなホントの話ですが、これはお金が市場に回るようにするための日銀の政策です。
マイナス金利政策によって、銀行は新しい投資先を開拓しなければならなくなりました。
ところが、アパート・マンション投資は今や頭打ちで、総務省統計局の住宅・土地統計調査によると、2013年の賃貸物件の空室率は18.9%。なかでも地方は深刻で、古い物件の中には空室率が50%を超えるアパート・マンションも出てきています。
その一方で、戸建て賃貸は多くの人が住みたいと思っているにもかかわらず、戸建て賃貸の物件はほとんどありません。
住宅賃貸情報誌に戸建て賃貸物件が出た瞬間に、契約されてしまうことが多いのです。
そこで、今、不動産投資として注目を浴びているのが、「一戸建ての賃貸物件」なのです。
アパートやマンションは駅から近くないと空室率が30~50%になってしまうのに対して、戸建て賃貸はそんなことはありません。
家を借りる人は車で移動するので、「駅近」という条件は全く関係なく、どれだけ駅から離れていても、借りたい人は借りるのです。
ある調査によると、約7割の人が「一軒家に住みたい! 」と回答しています。
狭いマンションで隣人に気を遣いながら生活するより、広々とした一軒家で生活するほうが、子供の成長にも絶対に良いと考えているからでしょう。

のびのびと自由に住める戸建て賃貸投資は、今後ますます主流になっていくと思います
そして、一度戸建て賃貸物件に住んだ人たちの継続率は、アパートやマンションに比べると数倍高く、将来に渡ってあなたに大きな不労所得をもたらしてくれるのです。
この本は、あなたがサラリーマンでもOLでも高齢者でも、誰でも戸建て賃貸投資ができるように、できるだけかみ砕いて書くように努めました。
老後破産におびえながら暮らすか、悠々自適に暮らすかは、今のあなたの決断にかかっているのです。