『あなたは、どんな本を書くべきなのか?』 PART2

2015年11月29日

こんにちは、出版業界のジャイアン、吉田浩です。

ジャイアンの体重は、「0.1トン」です。

「胸に希望を、お腹に脂肪を」という状態です。

希望は持ち続けますが、
脂肪は落とせるように頑張ります。

さて、先週は、

「あなたは、どんな本を書くべきなのか?」

を見つけるための準備として
3つの質問に答えていただきました。

今日はその答えの分析をしていきたいと思います。

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レッスン内容

■『あなたは、どんな本を書くべきなのか?』

●3つの質問
Q1.あなたが本を書く目的は何ですか?
Q2.あなたが本を書く動機は何ですか?
Q3.あなたが夢を叶える方法は何ですか?

●3つの質問の分析
Q1分析:あなたの夢は、何タイプ?
Q2分析:どの夢を一番叶えたいのか?
Q3分析:どうやって夢を叶えたいのか?

●人生のポジショニングについて

●自己啓発書、ビジネス書、専門書について

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■本日のレッスンを動画でご覧になりたい場合
 こちらのURLをクリックしてください。

⇒ http://youtu.be/N-PbfzG9vc4
 (夢のタイプ)
⇒ http://youtu.be/IJMeR8MbD28
 (ポジショニング)

まず、Q1の答えを分析していきます。

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Q1分析:あなたの夢は、何タイプ?
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あなたがQ1で書き出した夢は、
次の3種類に分類できます。

たった3種類です。
4番目の夢はないのです。

1.ビジネス(Bタイプ)
→仕事やビジネスに関する夢です。
主体は、「お金」です。

2.プライベート(Pタイプ)
→遊びや趣味に関する夢です。
主体は「私」です。

3.ソーシャル(Sタイプ)
→平和や世直しに関する夢です。
主体は「あなた」です。

ビジネスのBタイプの夢が多い人は、
お金、仕事、効率アップに関する本を書きましょう。

プライベートのPタイプの夢が多い人は、
旅、グルメ、体験記、生き方、趣味などの本を書きましょう。

ソーシャルのSタイプの夢が多い人は、
社会問題、人間関係、学校・教育、医療などの本を書きましょう。

よく、
「最後まで本が書けないんです」
と、言って来る方がいますが、
そういう方は、自分の属性とは違った本を書いています。

ビジネスタイプの人がソーシャルな本を書いてはいけません。
途中で、飽きてしまうのです。

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Q2分析:どの夢を一番叶えたいのか?
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Q2では、本を書く動機とともに、
あなたの夢を叶える動機について書きだしました。

それによって、Q1であなたが書きだした夢のうち、
どの夢が一番叶えたいのか見えてくるでしょう。

あなたが一番叶えたい夢を、
1つだけ抜き出してください。

もっとも叶えたい夢をひとつに決めることによって、
あなたがどんな本を出すべきなのかがわかります。

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Q3分析:どうやって夢を叶えたいのか?
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あなたは本を出すことで、
「人生のポジショニング」を選べます。

「人生のポジショニング」は、椅子取りゲームに似ています。

しかし、遊びの椅子取りゲームは、ひとつ椅子が足りないのに対して、
「人生のポジショニング」は、たくさんの椅子があります。

つまり、たくさんある椅子の中で、
自分が座る椅子を間違えずに選ばなくてはならないのです。

その椅子は3つあります。

【カリスマ】教祖の椅子
いるだけでみんながやってくれる
→崇められる

【大家】専門家の椅子
ノウハウを毎日仕入れて勉強している
→尊敬される

【職人】達人の椅子
ひとつのことを極めたい
→評価される

あなたはどの椅子に座りたいですか?

カリスマになりたいのか?
大家になりたいのか?
職人になりたいのか?

実は、私たちは、
たったひとつのポジショニングに座っているのではなく、
カリスマ度、大家度、職人度、
それぞれを少しずつ兼ね備えています。

人生のポジショニングとは、

「あなたがどのような人生を歩みたいか」

によって変わってくるのです。

そのポジショニングによって、
あなたの書くべき本もタイトルも違うものになります。

次回は、

そのポジショニングの見つけ方について
お伝えします。