なぜ、経営者は本を出版しなくてはならないのか?

2019年08月21日

こんにちは、出版業界のジャイアン、吉田浩です。

■社長さん、あなたの悩みは何ですか?

今回のブログのテーマと質問はこれです。

Q,なぜ、会社経営者や自営業者は本を書かなくてはならないか?

A,すべての「経営課題」が、出版によって解決されるからです。

それでは、「経営課題」とは何でしょうか?

吉田は、すべての会社に共通する課題は、
以下の6つに分類されると思います。

1,見込み客を集めたい。(マーケティング)

2,会社の売り上げをあげたい。(営業)

3,自社の商品やサービスの宣伝をしたい。(PR)

4,同業他社と差別化したい。(ブランディング)

5,優秀な社員を集めたい。(リクルーティング)

6,社員教育をしたい。(マネジメント)

ちなみに、社長が本を書くと、これらの課題は、
それぞれ、一気に、簡単に、あっという間に解決します。

本がどれだけの影響力を持つか、吉田の持論は、これです。
           ↓
「1冊の本は、10人の営業マンに匹敵する」

見込み客に営業マンを派遣して商品を売り込むより、
書籍を発送して読んでもらうだけで、10倍の利益をあげた会社を知っています。

たとえば、社長の本を読んでその会社に入社した社員は、
少しくらい不満やトラブルがあっても会社を辞めません。
なぜなら、その会社や社長の経営理念がわかっているからです。

これを後から教育しようと思っても、上からの押しつけでは2割も身につかないでしょう。

■大手企業が小さな会社に簡単に負けてしまう

ここまで吉田の話を聞いて、
「目からウロコが落ちた」という方は、新しいステージに立つことができます。

「なに、それ?」と思う方は、不況の時代に飲み込まれてしまうかもしれません。

出版は、経営者にとって「超」がつくほど「強力な武器」です。
本の重要性を認識していない人は、それだけで大きく出遅れてしまうのです。

まだ、ピンとこない方のために、
現実にあったちょっと恐い話をしましょう。

皆さん、「動物占い」という占いをご存じですよね?

数年前に流行った占いですが、これを考案した方は、弦本将裕先生です。

弦本先生は、会社研修などで、動物占いを駆使した
円滑な人間関係を作るためのセミナーを開催していました。

ところが、それを受講した方が、
その理論を応用して、『動物占い』という本を書いてしまったのです。

小学館から出た『動物占い』の本は、あっという間に、数百万部売れてしまいました。

なんと、本家本元を差し置いて、別の本がひとり歩きをしてしまったのです。

そうなると、「動物占い」自体を作った創世者が、
『動物占い』という名前で本が出せなくなってしまったのです。

(これには後日譚があり、弦本先生の本、
 『動物キャラナビ』も累計で百万部以上売れましたが、
 最初に出た本には到底かないませんでした)

もうわかってもらえましたか?

どんな大手企業でも、その専門分野で出版しない限り、
世の中は「存在しないもの」と見てしまいます。
他の会社に本として出されたら、「負け」なのです。

そして、そのような事例を、吉田は数限りなく見ています。

繰り返して言います。

今、あなたが持っている「オンリーワンの部分」を一刻も早く、本にして出版してください。
そうしないと、「ブランドイメージ」という点で、小さな会社に負けてしまうのです。

逆に、小さな会社が大きな会社を出し抜きたいのならば、
今すぐに、ゲリラ的でもいいので、本を出版してください。

本を出版した時点で、あなたがその分野のトップオブトップになります。

さて、今回のブログ、<なぜ、経営者は本を出版しなくてはならないのか?>は、
このブログの読者の方にとってとても重要な問題なので、引き続き、次回も解説していきます。

出版愛 吉田浩