作家になれ プロになれ 1流の人になれ

2018年09月03日

こんにちは、出版業界のジャイアン、吉田浩です。

■作家とライターの違いとは?

今回のメルマガは「プロ論」です。
「プロ論」とは、作家になるための心構えです。

さて、吉田は出版セミナーで
これから作家になる方々に対してこんな質問をしています。

Q,作家とライターの違いは何ですか?

A,すると、こんな答えが返ってきました。

「作家は自分の名前で本が出せる。
ライターは他人の名前で本を出す」

「作家は想像力を発揮する仕事が多く、
ライターは事実に基づいた文章の依頼に応える」

「作家は自分の書きたいテーマに専念し、
ライターは依頼されたテーマに沿って書く」

はい、正解ですね。
吉田の答えは、以下の通りです。

「作家は1次情報を発信する人。
ライターは1次情報を加工し、2次情報を発信する人」

作家はオリジナルな1次情報を発する仕事のため、
ロイヤリティが発生します。それが、印税です。
「作家は印税をもらい、ライターは原稿料をもらっている」のです。

作家は田舎でも活動をしていけますが、
ライターは田舎では1次情報がないため、
食べていけないのです。

■プロとアマの違い、1流と2流の違い

Q,それでは、プロとアマの違いは何でしょうか?

A,これは簡単ですね。

プロは専門的仕事に従事し、その労働対価としてお金をもらいます。
アマとは、お金をもらえない、お金をもらわない人のことです。

Q,1流の人と2流の人の違いは何でしょう?

A,1流=プロ、2流=アマと考えてもいいですね。
 まずは、出版セミナーの受講生の答えです。

「ホームランが連続して打てる人は1流で、
1回きりの人は2流」

「1流の人は、周りに集まる人が1流、
2流の人は、集まる人も2流」

「すぐ、あきらめる人は2流で、
決して、あきらめない人は1流」

「常にアンテナをはっている人は1流、
大事な情報に無頓着の人は2流」

「想像力のある人は1流、無い人は2流」

さて、吉田の答えです。

「常に120%の仕事をするのが1流の人。
80%の仕事しかしないのが2流の人」

120%の仕事は、他の人にマネできません。
80%の仕事しかしない人は、他の人でも代用できます。
代替えのきく人になってはいけません。

このメルマガでは、何度も何度も、
「著者は、常にオンリーワンであれ」と言っています。

作家には、読者の期待値を超える=120%
「付加価値」と「オリジナリティ」が必要なのです。

■吉田流、一瞬で1流か2流を見抜く方法

吉田は、たくさんの仲間に支えられて、
年間100人の方を出版デビューさせています。
ですから、人を見る目はあると思っています。
一瞬にして相手を見抜く方法を教えましょう。

1,たとえば、電話がかかってきた瞬間……。

「今、お時間よろしいですか?」
と一言添えられる人は1流、
自分の用件だけ切り出す人は2流。

作家活動とは、「想像力の育成」に他なりません。
相手を思いやる心のない人は大成しません。

2,たとえば、名刺交換した瞬間……。

名刺の裏が真っ白、という人は2流。
名刺の裏に自己アピールが書いてある人は1流。

作家は、1次情報の発信者です。
名刺の裏が真っ白、という人は情報の担い手としては、失格です。

3,たとえば、eメールを受け取った瞬間……。

ホームページ、ブログ、メルマガのURLが書いてある人は1流。
署名(住所、電話番号など)さえ書いてない人は3流。

たった1本のメールからでも、瞬時に、
その人の趣味や個性がわかります。

署名さえ書いていない方は、論外です。

今回のメルマガは「プロ論」でしたが、
これは、あなたの人生全般に、
また、仕事にも応用できます。

「プロ」とは、とても深い意味を持つ言葉です。
本物の「プロ」になってください。

出版愛 吉田浩