コアコンピタンスのある人はベストセラー作家になれる
2018年06月07日
こんにちは、出版業界のジャイアン、吉田浩です。
■成功する人は他人に与えている
2007年4月1日に、天才出版道場の出版セミナーが行われました。
講師は、『3日で運がよくなる「そうじ力」』
(三笠書房)の著者、舛田光洋さんでした。
この本は、85万部突破しているそうです。
皆さん、85万部ですよ!
舛田さんの第1冊目の本は30万部売れています。
↓
『夢をかなえる「そうじ力」』総合法令出版
なんで、法律専門の出版社から
「そうじ」の本が出るの?
生活実用書専門の出版社だったら、
その数倍売れた可能性がありますね。
以下は、セミナーに参加した方々の感想です。
●「そうじ力」の話から始まり、
人生の成功哲学をたっぷり聞きました。
「散らかった部屋は自分の心の表れ」
という言葉は胸に響きました。
●舛田さんの人間的魅力に打ちのめされました。
20作、全200万部の著作も、彼の人間力で
培われたものでしょう。
●欲望を捨てたら人生が好転した。
お返しの人生を送る人はすべて成功する
という言葉がとても印象的でした。
●だれでも簡単に人生が変えられるといわれて
胸が熱くなりました。
●「そうじは3日坊主でいい」と言われて
気が楽になりました。
でも、その繰り返しが大切なんですね。
意外や意外なことですが、舛田さんは、
いろいろな企業セミナーの講師として招かれていますが、
出版セミナーの講師は初めてだったそうです。
舛田さんは、人柄も温厚で、ユーモアがあり、
含蓄に富んだ2時間があっという間に経ちました。
吉田が一番、感銘を受けた言葉は、コレです。
↓
「与える人は、与えられる」
↓
「自分の専門分野で与えることができる人は必ず成功する」
舛田さんは、「そうじ」という専門分野で、
たくさんのことをたくさんの人に与えています。
「企画のたまご屋さん」も、出版という分野で
たくさんの人にたくさんの夢の実現を与えています。
これを突き詰めていけばよいと実感しました。
■著者の究極のテーマがコアコンピタンス
以前、ジャイアン通信でも
「書きたい本、書ける本を見つける5つの輪」の
説明をしましたが、5つの輪の交わる部分が
著者のテーマの中核、コアコンピタンスです。
「コアコンピタンス」は、あなただけのオリジナルな部分であり、
そのテーマを生涯つきつめていくことによって、
あなたはオンリーワンの存在になれるのです。
このコアコンピタンスを見つけた方は、
どんな分野でも必ず、成功します。
出版の場合は、一生、そのテーマで書いていくことができます。
舛田さんのコアコンピタンスは「そうじ力」です。
舛田さんは、現在も、そうじ会社の代表です。
舛田さんは、そうじによる「世界平和」が目標で、
「世界そうじデー」の創立を企んでいます。
夢は、「そうじ教」の教祖だそうです。(笑)
このように、人生のすべてが、「そうじ力」という
コアコンピタンスに集約されていきます。
そして、これからも「そうじ力」を深めていけば、
常にその世界でオンリーワンのポジションにいられるのです。
「書きたい本、書ける本を見つける5つの輪」は、
あなたのコアコンピタンスを見つけるための「地図」です。
ぜひ、あなたの生涯のテーマを見つけ、
それを元に原稿を書いてください。
さて、今回のメルマガでは、
いかに「そうじ力」がすばらしいか、という実例を紹介します。
「部屋を掃除すると仕事で成功する」そうです。
舛田さんの話を聞いて思い出したのですが、
天才工場の元社員であるまちっこは、毎日、
30分早めに出社して事務所の掃除をしていました。
そのあとに「企画のたまご屋さん」でプロデュースし、
まちっこが担当した『自分を浄化する本』(かんき出版)は
15万部以上売れています。
まちっこが編集した「紙きり絵」の本も
『子供もおばあちゃんも切り絵で脳トレ!』(東邦出版)も
トータルで売り上げが2万部以上になりました。
そうじとビジネスの成功は、密接に結びついています。
そうじすると、本当にベストセラーが出せるんですね!
吉田も、これからは、小まめに部屋をそうじします!
出版愛 吉田浩