こんにちは、出版業界のジャイアン、吉田浩です。

■霧の中で迷っている人たち

人間は、だれでも５つの輪を持っています。

お金……過去
時間……過去
職業……現在
情報……現在
夢………未来

５つの輪は、あなたの人生「すべて」を表しています。

生まれてから何をやってきたか？
今、どんな人に囲まれて、どんな暮らしをしているか？
将来、何を目指しているか？

生まれてから死ぬまでを一目で見ることができる
人生の「パノラママップ」であり、
あなた自身の中に眠っている
才能を発掘する「宝の地図」なのです。

さて、この５つの輪を作成するのには、
平均８時間くらいかかります。

「え～、すごく時間がかかるなあ」

という人は、やらなくて全然結構です。

一生、自分自身と向き合うことなく過ごしてください。
自分自身の中に眠っている才能を開花させることなく、
生涯を終えてください。

しかし、少しでも興味を持った人は、ぜひともやってみてください。
この５つの輪を描くのは、長い人生のうちで、
たったの１回でいいのです。

それによって、あなた自身の歴史が、手に取るように見えてきます。
あなたがどんな人間であるか、どんな人生を送ってきたか、
何に興味を持ち、何に価値観を置いているか。
それが、「客観的」にわかるのです。

Ｑ，たった一度の人生、あなたが目指すものは何ですか？

非常にシンプルな質問ですが、
１００人に質問したら、ほぼ１００人とも
答えに詰まるのではないでしょうか？

もっと、簡素な質問に切り替えましょう。

Ｑ，あなたは何者ですか？
　あなたは何のために生まれてきたのですか？

ほとんどの人は答えられません。
それは、なぜか？
今まで一度も、自分自身と向かいあったことがないからです。

ほとんどの人は、霧の中を彷徨っている旅人のようなものです。
そして、その霧さえも目に見えず、
道に迷っていることさえもわからないのです。

■絶対、自分のことは客観的に見られない

５つの輪は、あなたという人を丸裸にして、
どんな人なのかを、「客観的」に見える形にしたものです。

人は、みな、だれでも、１００％「主観的」です。
自分のことは、自己表現でしか語れません。

あなたがあなた自身についていくら冷静に語っても、
それはどこまで語っても、主観なのです。

しかし、５つの輪は、「主観を客観に変換する魔法の輪」です。
あなた以外のだれに見せても客観的に理解できるのです。

「客観的に理解できる」とは、
「感情」ではなく、「数値」でわかるということです。

たとえば、５つの輪を作った人は、
その輪をじっくり見てください。

Ｑ，あなたは、何に最も価値を置いていますか？

Ａ，これは、「お金」と「時間」の輪を見ると一目瞭然です。

人は自分にとって価値のあることに対しては、
たくさんのお金と時間を使うことを惜しまないからです。
お金も時間も、数値で表すことができます。

Ｑ，あなたは、「理性的」な人間ですか？
　　それとも、「欲望的」な人間ですか？

Ａ，これも、「お金」と「時間」の輪を見ればわかります。

理性的な人間は、「自己成長」のために投資します。
セミナーに参加したり、資格を取ったりします。
マンガ本より活字を読むのはこちらのタイプです。

欲望的な人間は、「飲む、打つ、買う」に人生を費やします。
資格試験にチャレンジするより、
恋人や気の合った仲間と朝まで酒を飲みます。
マンガも、映画も、テレビゲームも、
競馬も、麻雀も、ゴルフも大好きです。

このように、５つの輪は実に客観的にあなたの中にある
理性と欲望の割合を示してくれます。

吉田は、完璧に「欲望」タイプです。
欲望と理性のバランスは、８対２くらいかもしれません。

欲望タイプが悪いということではありません。
社長や起業家は、ほとんど欲望タイプだからです。

そして、理性派でも、欲望派でも、
自分を客観的にわかった人だけが
確実に本を書けるのです！

出版愛 吉田浩

※５つの輪については、概略だけを説明してきました。
とても、ここで語り尽くせるものではありません。
詳しく知りたい方は、吉田の出版セミナーにおいでください。