あなたのキャッチフレーズは何ですか?

2018年04月16日

こんにちは、出版業界のジャイアン、吉田浩です。

■キャッチコピーとキャッチフレーズを考えよう

吉田は、年間に数十回の出版セミナーを行なっているのですが、
「書くテーマを見つけられない」という人のために、
こんなワークショップを行なっています。

Q,あなたを一言で表すキャッチコピーは何ですか?

自分で自分にキャッチコピーをつけるのです。

以前、吉田の名刺には
変な肩書きが記載されていました。

 「代表戸締役」

普通は、「代表取締役」ですよね?
なぜ、代表「戸」締役 なのでしょうか?

それは、まだ、天才工場の社員が1人か2人のとき、
社長である私が一番最初に会社を開けて、
一番最後に会社に「鍵」を閉めて出たからです。

社長は人一倍仕事をしなさいと戒めるために、
名刺にそう書いていたのです。

これが吉田のキャッチコピーです。

吉田には、キャッチフレーズもあります。

昔、私がラジオに出演したとき、
ラジオ番組のプロデューサーがこんなことを言いました。

「吉田さんをラジオで紹介するときに、
キャッチフレーズをつけますよ」

そのときの紹介文が、コレです。

「次のゲストは、500人のフリーランスと一緒に、
年間50冊の本を作っている天才工場の吉田浩さんです」

あっ、なるほど、と思いました。

「500人のフリーランスと一緒に、
年間50冊の本を作っている」
これが、私のキャッチフレーズだったのです。

一緒に仕事をしたフリーランスの数も増え、今では
「2000人のフリーランスと一緒に、
年間100冊の本を作っている」
になりました。

吉田が代表取締役を勤める
天才工場のキャッチコピーもあります。

「出版業界の第3セクター」

これは出版社と著者の間を取り持ち、売れる本を創りだす
第3の組織を表しています。

吉田が会長を勤めるNPO法人
「企画のたまご屋さん」のキャッチコピーは、

「出版業界のインキュベーター」です。

インキュベーターとは「孵化器」のことです。
企画のたまごを孵化し、いい本を世の中に
送り出すお手伝いをしています。

■あなたが書く本のテーマがここにある

このメルマガを読んでいる皆さんも、
ぜひ、自分自身にキャッチコピー、
キャッチフレーズを付けてください。

実は、このワークショップには、種明かしがあります。

自分自身のキャッチコピー、キャッチフレーズを
考えてもらったあと、吉田はこう問いかけます。

 あなたのそのキャッチコピー、
  キャッチフレーズで1冊の本が書けませんか?

すると、出版セミナーの受講生たちはびっくりします。

今まで、書くテーマがなくて悩んでいた人たちが、
「そうそう、書ける、書ける!」
と、パッと顔が輝きます。

Q,なぜキャッチコピー、キャッチフレーズを
 つけただけで本が書けるのでしょうか?

A,それは、あなたの象徴であり、
 あなたのテーマだからです。

1,コピーとフレーズは、あなたの本質を
ズバリ言い表しています。

2,それは、借り物ではなく、
あなたにしか書けないテーマなのです。

3,そして、あなたはそのテーマに
 だれよりも詳しく精通しています。

吉田の出版セミナーは、ほとんどが
ワークショップから成り立っています。

ワークショップでやることは、すべて終始一貫しています。
それは、作家としての「あなた自身の可能性の再発見」です。
その可能性を、吉田は、「宝探し」と呼んでいます。

皆さん、自分自身の「宝探し」に来てくださいね。

出版愛 吉田浩