便利屋さんという仕事は、今後ますます需要が増え、急成長をとげると私は思っています。
なぜなら、日本は未曾有の高齢化社会に突入しているからです。
人口比率を見てみると、15歳未満の人が約13%の1580万人であるのに対して、65歳以上の人は約26%で3340万人(2016年の国勢調査)です。
つまりは、4人に1人が65歳以上であり、まさに超・超・超老人大国。それが、いまの日本の姿です。
増え続ける高齢者のうち、独り暮らしの独居老人は年々増え続けています。

この独居老人たちにも「困った! 」はあります。
ひと昔前であれば、高齢の方の「困った! 」は、同居する家族やご近所さんが解決してくれていました。
しかし、いまの独居老人は、頼れる子供もおらず、近所づきあいも薄く、親戚は遠くに住んでいる。ちょっとした困りごと、つまり、身の周りの「困った! 」をお願いするあてがない。そのような独居老人は実に多いのです。
そんなとき、フットワーク軽く、いつでも飛んできてくれる便利屋さんがいたら、心強いことでしょう。
まさに、「頼れるものは遠い親戚より、近くの便利屋さん」という時代なのです。

これからますます、独居老人の「困った! 」の数が増えていくことは容易に予想できますよね。ここに大きなビジネスチャンスが眠っています。
数千万人のおじいちゃん、おばあちゃんが抱える日常的「困った! 」を解決し、お助けするビジネス──つまり「便利屋さん」が今後、急成長していくことは間違いありません。

私は、この本を通じて、大勢の人に、便利屋さんとして成功するために必要な知識と知恵を、惜しみなくお教えしたいと考えています。
なぜなら、便利屋さんほど、やりがいがあり、収入につながり、人のためになるお仕事はなく、こんな素晴らしい仕事が世の中に広まらないのは罪だとさえ思っているからです。
もし、あなたが「人から感謝されることでお金を確実に得たい」と少しでも思うなら、私が便利屋という仕事を通じて培った知識と知恵を是非活用してみてください。
具体的には、一人で月収50万円を稼ぐ方法から、外注などを利用して、月に100万円以上の収入をコンスタントに得る方法など、さまざまなお得情報をお伝えします。
便利屋さんになることのメリットをお伝えするとともに、デメリットも明かしています。この仕事に本気で取り組みたいと思う人に、できるだけ、本当の情報をお伝えするように努めました。
本書が世の中の困っている人を一人でも助けることにつながり、さらに、あなたの収入アップに役立つならば、これ以上の喜びはありません。

（本文より抜粋）