あなたはカリスマ? 大家? 職人? ~人生のポジショニング

 今まで、本作りのシンプルルール、戦略的な出版のしかた、USPの見つけ方、あ

なたの属性、愛されるプロフィールの作り方を説明してきました。

 ここでもうひとつ押さえておきたいのが、あなたの「ポジショニング」です。

 これは、あなたの「置き場所」であり、「位置」であり、「座標軸」です。

 あなたが「他人からどう見られたいか」「自分でどういう人生を歩みたいか」という

ことです。人生のポジショニングは3つにわかれます。

【カリスマ】教祖。

【大家】専門家。スペシャリスト。

【職人】アーティスト。クリエイター。

 

(図表: http://tensaikojo.com/data/hondashi/P143.pdf

 

【カリスマ】教祖。革命家。

 職業 映画監督。野球監督。経営者。

 説明 圧倒的な存在感と影響力がある。本人は何もしなくても周りの人たちがすべ

てやってくれる。

 特徴 あがめられる。

【大家】専門家。スペシャリスト。

 職業 評論家。研究家。解説者。

 説明 毎日、勉強している。最新のノウハウや知識を得ている。

 特徴 尊敬される。

【職人】アーティスト。クリエイター。

 職業 ピアニスト。陶芸家。小説家。スポーツ選手。

 説明 こだわりの人。ひとつの作業や修練に没頭する。

 特徴 評価される。

 

「ポジショニング」は「属性」のように大幅に偏るのではなく、だれもが少しずつ3

つの要素を持っています。それぞれの割合をパーセンテージで表してください。

 たとえば、「今の私は、カリスマ度10%、大家度30%、職人度60%くらいかな?」

 と全部で100%になるように記入してください。自分の主観でかまいません。

 これが、現在のあなたのポジショニングです。

 

 次に記入するのは、2年後のポジショニングです。

 なぜ、2年後かというと、1冊の本を書いて出版するまでの期間が1年くらいかか

ること。本を書いたあとに効果測定する期間が1年くらい必要だからです。

 2年後、あなたはカリスマ度、大家度、職人度、どれをアップさせたいですか?

 一番、比率がアップしたものに、赤マジックペンで二重丸を描いてください。

 

 なぜ、自分のポジショニングを探す必要があるかというと、

 それによってあなたが書く本のタイトルが決まるからです。

 

<< タイトルと作家のポジショニング >>

(図表: http://tensaikojo.com/data/hondashi/P145.pdf )

■カリスマブランディングのタイトル

『千円札は拾うな!』『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』『エスキモーに氷を売る』

『100円のコーラを1000円で売る方法』『カバンはハンカチの上に置きなさい』『やる気のスイッチ』

『営業マンはお願いするな!』『心のブレーキの外し方』『引き寄せの法則』『はじめるのに遅すぎることはない』

■大家ブランディングのタイトル

『あなたの会社が90日で儲かる!』『本当に頭がよくなる1分間勉強法』

『バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット』『40歳からのモテる技術』

『誰とでも15分以上会話がとぎれない! 話し方66のルール』『新・片付け術 断捨離』

『スローセックス』『30分で英語が話せる』『脳が冴える15の習慣』『節約生活のススメ』

■職人ブランディングのタイトル

『ねこ背は治る!』『歯を削るな! 歯と歯をつなぐな!』

『マンキュリー経済学』『スポーツマッサージ&テーピング』

『はじめから1人で学べる 大人のためのピアノレッスン』

『はじめての陶芸入門』『野球の教科書』『サウスポー論』

 

 カリスマ本は、別名、「自己啓発書」と呼ばれます。

「自己啓発書」で書くべき内容は、思想的なことです。

「人生」「哲学」「価値観」「教育」「ものの見方、考え方」を伝える本です。

 

 大家本とは、「ビジネス書」のことです。

「ビジネス書」で書くべき内容は、ノウハウです。

「手段」「手法」「やり方」「実務」「学問」「情報」を教える本です。

 

 職人本は、「専門書」と呼ばれます。

「専門書」で書くべき内容は、たったひとつのスキルです。

 たったひとつの「技術」や「経験」や「解説」を深く追求していきます。

 

「カリスマ」を目指している人が「大家」の本を書いてはいけません。

「大家」を目指している人が「職人」の本を書いてはいけません。

 本を出しても成功しない人は、ポジショニングが間違っているからです。


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