学生がベストセラーを創る時代がやってきた

2016年07月06日

こんにちは、出版業界のジャイアン、吉田浩です。

■「東大生」というブランドで本が書ける

にわかに信じがたい話ですが、
天才工場でアルバイトをしている大学生の
ほとんどの者が、在学中に本を出版しています。

Q,出版って、そんなに簡単にできるのですか?

A,簡単ではありませんが、努力すればだれでもできます。

どんな本を出版しているかというと、こんな本です。

『アタマがよくなるレシピ』
大隅亮 情報センター出版局 PICASO

『東大生が書いたお役人コトバの謎』
須田悠太 三省堂  PICASO

PICASOとは、東大・早慶ベストセラー出版会のことです。

『美人電車』
鈴木さやか ゴマブックス

この本は、出版甲子園で準グランプリになった本です。

『視力3cm それでも僕は東大に』
小川明浩 グラフ社

東大生の本が多いですね。
ただ、その理由は、天才工場のアルバイト学生は、
代々東大生が多いというだけの話です。

出版甲子園から出た本としては、こんなのもあります。

『美人女子大生mikaが教えるGirls保健体育』
mika マブックス

『「国語」のことを感動的に好きになる本』長谷川裕 ダイヤモンド社

長谷川くんも東大生です。
そして、この本が、第1回出版甲子園のグランプリ作品です。
この本は12社から、出版したいというおファーがあり、
ダイヤモンド社から出て、2万部売れています。

一番、最初に東大生本でブレイクしたのは、
2004年に出版された本です。

『東大生が書いたやさしい株の教科書』
東京大学エージェンツ インデックスコミュニケーション

この本は、15万部くらい売れています。

それからすぐに、天才工場にて、当時、東大1年生の大隅亮くんが
『アタマがよくなるレシピ』を企画、執筆しました。

以来、出版甲子園の共催とともに、
日本の学生の出版を推進し、具現化させてきたのは、
天才工場なのです。

講談社の週刊モーニングで連載中の東大受験マンガ、
『ドラゴン桜』が2005年にドラマ化されました。

そして、「企画のたまご屋さん」がプロデュースする
東大生本、受験本は、一躍、脚光を浴びたのです。

■「東大」は世界で戦えるブランド力

それでは、2006年~2007年、「企画のたまご屋さん」を
通して出版された大学生の本をごらんください。

『東大生がやさしく書いた裁判のしくみ』
東京大学法律研究グループEAST 日本実業出版社

『東大医学部生が書いた 頭がよくなる勉強法』
石井大地 こう書房

『東大理Ⅲ生の「人を巻き込む」能力の磨き方』
石井大地 講談社α新書

『開成トップ・理Ⅲ現役生による東大合格・最新メソッド』
石井大地 幻冬舎

『世界一わかりやすい 東大受験攻略法基礎力養成講座』
石井大地 双葉社

『5日で学べる 東大式企業ゼミナール』
小代義行・石井大地 あさ出版

『世界一わかりやすい東大受験完全攻略法』
石井大地 双葉社

『カリスマ慶應生が教える やばい!逆転合格マニュアル』
梶田洋平 ゴマブックス

石井大地くんの本が目白押しです。

彼は、2006年の1月に、近所のイタリア料理店、
ル・バンティにて、私にこう宣言しました。

「ぼくは、今年、10冊の本を出版します!」

当時、彼は東大の2年生でした。
私は、内心、思いました。

(社会人の売れっ子作家でも、年に3~4冊書くのが
精一杯なのに、大学生が10冊も書くのは無理だろう)

でも、彼ならば、やりかねないと思いました。
感性と、論理性と、文章力がずば抜けていたのです。

そして、石井くんは本当に、2006年度中に、
10冊の本を出版してしまいました。

「学生だからムリ」
「年に10冊なんてありえない」
という、大人の常識を、彼は見事に覆したのです。

やればできる、という古今東西の哲学者が言っていることを
彼は、完璧に実行したのです。

もう、脱帽としか、いいようがありません!

Q,なぜ、東大生が本を書いて売れるのでしょうか?

A,世界的なブランド力、競争力があるからです。

国際競争が激化し、家電でも、エレクトロニクスでも
日本は、中国や韓国に負けています。

今、日本にある大学で、世界を相手にして、
立ち向かっていける大学はいくつあるでしょうか?

今でも東大は、トップオブトップの大学ブランドなのです。
世間は、それを内心、期待しているのではないでしょうか?

吉田は、これからも、どんどん学生たちの本をプロデュースしていきます。
そして、どんどんベストセラーを創っていきます。

天才工場でバイトをしている学生たちは、
私たち社会人のことを「オトナ」と呼びます。

このブログを読んでいる「オトナ」の皆さん、
学生に負けていられませんよ!

出版愛 吉田浩